創業以来の確固たる理念
「うまい」「安心」「自然」


1958年の創業以来、「食は安心・安全でおいしくなくてはいけない」という創業以来の信念を大切にしています。
「安心は良心」を肝に銘じ、青果コーナーではできるだけ農薬や化学肥料を使わない環境保全型農産物を率先して販売しています。グロッサリー(加工食品・菓子・雑貨など)コーナーでは、安全な国産原料を使用し、製造工程や原料にも厳しくチェックを行い、食品添加物をカットし、遺伝子組み換え原料を使用していない「自然の味」「自然の恵」ブランドの商品を多数取り扱っています。
自社オリジナル商品の
開発・製造能力


スーパーマーケット事業の枠を超え、スーパーマーケットでありながら食品メーカーとして自社オリジナル商品の開発・製造に力を入れています。
全国的にヒットした「はいからケーキ」はその代表例で、「スーパーで買いたいフード30選」や「高知県うまいもの大賞」にも選出され、素材の味の良さが評価されています。「はいからケーキ」以外にも羊羹・大福・まんじゅう・ロールケーキ・田舎寿司・そうめんつゆなどを卸しています。
商品開発には、食に興味のある社員が部門や役職、年齢を超えて自由にアイデアを出し合う「ものづくり委員会」が担っております。月2回の会議にて商品開発の進捗や今後の方向性を考え、時には食の専門家の意見を聞きながら商品開発を進めております。将来的には専門の部署を設立して商品開発のスピードを上げていきます。
また、大量の注文に対応でき、衛生的にも課題をクリアした食品製造工場の新設という夢を描いています。スーパーマーケットでありながら、自社の食品製造工場があるという魅力的なビジネスモデルの実現に近づいております。
県外向け通信販売事業
「すえひろ屋」の強化


高知県嶺北地域は年々人口が減少していており、また高齢化も進んでおります。そのような状況下でスーパーマーケットだけの事業展開では生き残っていくのは困難と考え、外商できないかと考えたのが通信販売事業です。高知県産の「うまいもん、いなかのもん、地のもん」といった特産品に限定して、カタログやインターネットを通じて日本全国に発信・販売しています。特に高知県にゆかりのある方やご縁のある方にご利用いただければ幸いです。
県外への高知県の価値ある商品を販売強化し、「外貨を稼ぐ」ことにとって、地域や生産者に還元・貢献できるではないかと考えています。高知県の素晴らしさをもっと伝えていくことが当社の使命です。
CGCグループ加盟
による協業活動


末広はわずか1店舗しかない時期がありました。現在は3店舗に増えましたが、それでも大手スーパーマーケットの価格交渉力には到底及びません。また、山間部にスーパーマーケットがあることから物流面でも課題になることが多々ありました。そこで全国的な組織であるCGCグループに加盟することにしたのです。
CGCグループは全国のスーパーマーケットで構成する日本最大のコーペラティブチェーンで、その全国本部がシジシージャパンです。全国に約200社4,000店以上があり、総年商5兆円という日本最大規模の協業組織です。
CGC商品は、シジシージャパンと加盟企業が共同で開発したプライベートブランド(PB)商品であり、お客様の声から生まれる約1,900品目にのぼる商品を国内外の一流メーカーに製造委託しています。
共同で商品の開発・調達、物流、情報システム、販売促進、教育などに取り組み、地域のお客様へ「より良い商品をより安く、安定的に提供できるパワー」を持つことを実現しています。商品を仕入れるだけでなく、情報の共有や教育にも一緒に取り組むことができますので、末広一社では実現することができなかったことを可能にしてくれます。
従業員の育成と働きがいのある
職場環境づくり


「楽しく働きがいのある会社を創る」ことを経営理念の一つとし、社員の価値観を揃えることに注力しています。
入社後の教育訓練が充実しており、未経験者も安心して働ける環境です。
社内勉強会への参加やフードマイスターなどの資格取得を奨励し、従業員のスキルアップを支援しています。CGCグループの「チェッカーフェスティバル」に出場・見学することでレジ担当者の接客と精算技術の向上に日々研鑽を重ねています。
従業員で組織する「互助会」が企画する社員旅行、お花見、忘年会などのレクリエーションを重視し、部署間の垣根を越えた良好な人間関係を築いています。定年退職後もパートやアルバイトとして働くことができる環境を整え、幅広い年齢層の従業員が活躍しています。社長自らも現場で働く「現場主義」を商売の原点としています。
変化に対応する柔軟性と
挑戦し続ける姿勢


高齢化や人口減少が進む厳しい商圏の中で、常に新しいことにチャレンジし続けてきました。
スーパーマーケット以外に食品メーカー・通信販売・総合宴会・農業・飲食など様々な事業に挑戦してきました。
過去には市街地への出店失敗や新規事業の撤退も経験しましたが、それらから学び、本業であるスーパーマーケットを強くバージョンアップさせてきた経緯があります。
「ピンチの中に次の生き方を見つけるのがうまい」と評価され、厳しい状況下でも次の方向性を見出す能力が強みです。敵はライバルではなく時代と考え、時代の流れに適応し、会社を変化し続けて参ります。