こんな山奥なのに至れり尽くせり!?土佐町上津川の奥さめうらの里で古民家を経験しました。

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前日にそばと日本酒を堪能した翌日、土佐町のとっと奥の山の中での新年会にお誘いいただきました。土佐町上津川と呼ばれる場所は、大川村との境目に近く、早明浦ダム沿いをずーっと上流に上がっていった所にあります。奥さめうらの里と呼ばれているところで、早明浦ダム沿いからまださらに山の上をぐんぐんと上ります。

私が住んでいる土佐町田井も山間で寒いと思いますけど、それより体感温度ですが、まだ2〜3℃寒く感じます。今回は昔ながらの茅葺屋根が残っている住居の中に入る機会はそうそうありません。そんな茅葺の家では、日常生活はされていないようですが、たまにご家族や友人などが集まった時に使われているとか。

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池もあったりして、なんとアメゴを飼われているようです。今年の夏に息子が通う保育園で、あめごのつかみ取りをしたことがありますが、通常の水では水温が高く、つかみ取りをするのに苦労したことがあります。ということは、この池の水はいかに水温が冷たいかということがお分かりいただけるかと思います。

アメゴとは?

今回は渓流の女王とも言われる渓流魚です。アメゴという呼び名は高知県独特で、一般的にはアマゴと呼びます。西日本の太平洋側を中心に分布する日本固有の淡水魚で、東日本を中心に分布するヤマメとそっくりです。ただ、朱点があるので区別ができます。サケ科、サケ目で、海に下るものをサツキマス、川に残るもの(河川残型・陸封型)をアメゴ(アマゴ)と呼びます。

旬は一般的に初夏から夏にかけてで、冬以外春から秋までおいしい魚なのだそうです。主に塩焼きにして食べることが多いですが、高知県では姿寿司にして食べることもあります。

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なんと、茅葺の家の中に入るとアメゴの塩焼きを用意してくれていました。いろりがあるの家も今となっては珍しいですが、至れり尽くせりの準備に頭が下がります。

山の上であるせいか、いろりを焚いても部屋の温度はなかなか上がりません。昔ながらの家ですので、隙間風はあるし、畳の下から冷えがあったりします。私も同じ土佐町なのでなめていたのかもしれません。もうちょっと防寒対策をして来ればよかったと反省(汗)寒いので厚着をするように言われていたのに・・・

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あめごの塩焼きのあとには、餅や天ぷら、カニなどを焼いたりして、お酒もすすみます。私は前日飲み過ぎたせいもあって、中々お酒が進みませんでしたが、汁物を食べると一気に復活します。すりおろし大根や自然薯などが入った美味しいお鍋でした。焼いた餅が入るとより一層美味しく感じました。最後に土佐あかうしの焼肉で締めとなったわけですが、残念ながらその画像はありません(汗)

古民家を十分に堪能することができました。古民家の下には綺麗な川も流れており、夏には泳ぐことができるそうです。次回もし来させてもらうのなら、暑い時期に来たいですね。場所を提供してもらったり、持ち込みで美味しい食材を持って来てもらったり、大変お世話になりました。

やっぱり、昼間の酒は堪えますね・・・夕方に家に帰ってからは、そのまま朝まで寝てしまいましたよ(汗)

 

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