まさかの完売!?第31回さめうらの郷湖畔マラソンに7つの地元の食材が入ったお弁当を作りました。

湖畔マラソン

今年も昨年に引き続き、さめうらの郷「湖畔マラソン」に当店のお弁当をご注文頂きました。今年は総勢で650個の製造数となり、弁当がずらりと並ぶだけでも圧巻の図となりますね。マラソンの様子は後日改めてブログに書きますが、今回はお弁当について、じっくりと触れたいと思います。

湖畔マラソン

今年は昨年の反省も含めて、このようなお品書きとなりました。昨年のお弁当は、下記のブログよりご覧ください。

 

さめうらの郷湖畔マラソンに当店が作ったお弁当に入った、7つの地元嶺北のものとは?

 

今年も昨年同様に、地元嶺北(れいほく)地域の食材をふんだんに使用したお弁当となっています。7つの地元嶺北のものを一ずつ紹介したいと思います。

1.嶺北産の新米

当社契約農家さんが作る「ヒノヒカリ」という品種のお米を使用し、今年の新米となります。この嶺北地域は寒暖の差が大きい上に水も豊富ですので、美味しいお米ができる米どころとしても有名なのです。新米ならではの香りとツヤが楽しめるのがこの時期のお楽しみですね。

2.嶺北野菜のたたき

こちらが昨年から大きく変更となったメニューです。れいほく八菜と呼ばれる野菜のうち、米ナス、ししとう、パプリカの三つ使用しています。

れいほく八菜とは?

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れいほく八菜は、嶺北地域で環境にやさしい農業で栽培された、JA土佐れいほく園芸部が取入れている基準をクリアした野菜に「れいほく八菜」のブランドマークを付けています。

生産品種は、彩りピーマン・シシトウ・米ナス・赤ピーマン・パプリカ・トマト・ミニトマト・ホウレンソウ・スナップエンドウ・レタス・プチヴェールです。

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八菜というブランド名ですが、数えてみると11品目あるのはなぜでしょう?後から野菜が増えたのでしょうかね・・・これらの野菜を、土佐山村のポン酢ジュレにてたたき風に食べてもらいます。

3.土佐あかうしと玉ねぎ煮

こちらも昨年からは若干変更となりました。先日の土佐あかうしの牛丼がヒントになっているのかも。

土佐あかうしは褐毛和種高知系の品種で、日本の肉用牛である和牛4品種(黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種)のうち、高知県内でしか改良されていない褐毛和種・高知系の通称。高知県内では土佐褐毛牛とも呼ばれています。あかうしの魅力はなんといっても、赤身と脂身の絶妙バランスです。赤肉ばっかりだと、ちょっと物足りない。霜降りが過ぎると、ちょっともたれる。そんな悩み、お持ちですよね?土佐あかうしは、赤肉と霜降りの2つの美味しさが最高のバランスで共存しているところに特徴があります。

4.土佐町産ほうれん草のおひたし

末広ショッピングセンターおうぎ市にもよく出荷される「中野内農園」さんのほうれん草を使って、おひたしにしました。ほうれん草も冷涼な地域である嶺北地域で栽培するのには適している作物です。

5.れいほく八菜パプリカ入り酢鶏

こちらもれいほく八菜を使っています。マラソンを走った後のお疲れには、酸味があるものが欲しくなるのはなぜでしょう?喉が渇いている時に、通常の鶏の唐揚げだと喉を通りにくいですが、酢鶏だと通りやすいような・・・

6.嶺北産イタドリ炒煮と高知県産四方竹の煮物

イタドリは高知県だけにある植物ではなく、日本のどの山にも生える植物なのですが、高知県だけがイタドリを食べる習慣があるのでだなと、秘密のケンミンショーではないですが、その地域で住む人しか食べないものなのですね。春の山菜なので、春だけに食べるのではなく、塩漬けにして保存するのも山に住む人ならでの習慣かもしれません。そのおかげで、春の味覚を通年食べれるのがありがたいことですね。イタドリの魅力は、生で食べる場合はなんとも言えない酸味とパキッと割れるような食感じゃないでしょうか。

四方竹は、切り口の断面が四角い形に近いことから、この名がついています。中国南部原産の竹で、高知県に入ってきたのが明治10年頃と言われています。四方竹の旬は、10月中旬からわずか1ヶ月程度。秋しか味わえない希少な山の幸です。シャキッとした心地よい歯ごたえとほのかな苦みが特徴で、味が染み込みやすく、数少ない秋の山菜として古くから重宝されていたようです。高知県では馴染みのある食材ですので、この時期になると県外発送送料無料セールなどが行われたりします。

7.れいほく八菜のミニトマト

これまたれいほく八菜の野菜を使用しています。ミニトマトはお弁当づくりには欠かせない食材ですね。彩りによし、味よし、栄養によしと言うことなしの野菜ですね。

 

湖畔マラソン

私も今回はマラソンに出場する予定でしたので、早朝より時間の許す限りお弁当づくりのお手伝いを。朝から一生懸命作ったので、走った後の楽しみは、自社のお弁当を食べることでした。

が。。。

マラソンを完走して、お弁当を取りに行った時には、なんと当社のお弁当はすでに売り切れてました・・・予想以上にバテてしまい、遅くに帰って来た私が悪いんですけど、このショックは言葉で表現することができません。マラソン大会に出場した中で誰よりもこのお弁当を食べたいと思っていたわけですから。

マラソン大会の話は後日にて。

 

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