皿鉢(さわち)の通販をしているのはすえひろ屋だけ!?高知の郷土料理を通販で頼むことができます。

 

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年末も押し迫り、気持ちも気忙しくなってきました。お店に入ってもクリスマスや正月用品をたくさん見かけるようになり、そろそろ準備をしないといけない気持ちになってきますね。

多くの方がそんな気持ちになるのか、当社のお歳暮年末年始ごちそうカタログに掲載してある商品のご注文も急に入るようになってきました。年末の忙しさはさておき、やっぱり注文が入ると嬉しくなってきますね。中でも、高知の土佐の郷土料理である「皿鉢(さわち)」をご注文頂けるのは特に嬉しいですね。パソコンでさわちと入力して変換されないのはご存知ですよね?皿と打って、また鉢と打つのは面倒なので、私のパソコンには皿鉢が単語登録されていますが、あまりいないでしょうね。

皿鉢(さわち)とは?

皿鉢とは、口径36センチくらい以上の浅い大皿いっぱいに、これでもかというくらい料理を盛り込んだのが、皿鉢料理です。皿鉢料理のことを組み物と呼びますが、お寿司が入ったものを組み込みと呼びます。和え物・揚げ物・煮物・練り物・焼き物などのお惣菜だけが入ったものは、組み物と呼びます。

あと、皿鉢料理と聞いて印象的なものは、女性がお酒を飲むための料理であること!高知県の女性は男性に負けるどころか、お酒に強い女性が多いのは、間違いない事実です。そんな県民性ですので、男性だけは料理を囲んで飲み、女性がそのお世話をするということにはなりません。そこで、女性が何度も席を立ったりしなくてもいいように、ゆっくりお酒を飲めるように、こんな大皿の料理ができたというエピソードは今でも忘れることができません。

ご存知ではないかもしれませんが、高知の土佐の郷土料理である「皿鉢」を通販しているのは、当店すえひろ屋だけなんです。必ずしもそうなのかと言われるとわからない面もありますが、インターネットで「皿鉢 通販」のキーワードで検索をかけると当店しかでてきません。他のキーワードでも試してみましたが同様です。もちろん、高知市内での受け渡しをされている所はありますが、高知県外に皿鉢を発送しているのは当店だけです。

やはりそれだけ鮮度や味の維持が難しい商品と言えるのでしょう。それでも当社は約15年前から通販をスタートしていますので、安心してご利用ください。確かに寿司飯が固い、酢が抜けていた、煮物の汁がこぼれて着いた時にはべちょべちょだったなどなど、色んなご意見を頂きまして、その都度改善しがらやってきております。

当社の高知の山間嶺北地域で作る皿鉢は、地元嶺北のものを多く使ったものでつくりたい!という思いからできております。山の幸であるぜんまい、イタドリの煮物、ウド、リュウキュウの和え物、地元でとれたイノシシの煮物などが入っております。羊羹はスーパーマーケットの末広ショッピングセンターでも販売しているとっても人気のあるオリジナル商品の一つです。

あずき羊羹は、少し固めで味の濃いようかんです。あずきを炊くことから全て自社でやっている昔ながらの手作りです。ニッケイ羊羹は、好き嫌いがはっきりと分かれますが、一口たべるとニッケイの爽やかが口に広がり、なんだか懐かしく思えるようかんです。ニッケイ羊羹は末広じゃないとだめ!という方もいらっしゃるほどです。

お寿司は山菜がたくさん乗った田舎寿司に、サバの姿寿司が入っております。田舎寿司の中でも、筍寿司は他とは違って、寿司飯に山椒を混ぜておりますので、山椒の香りと筍が絶妙にマッチします。サバ姿寿司は、塩、酢でしめたサバをそのまま姿寿司で豪快に使っています。サバは鮮度が落ちやすい魚ですが、山間ですので塩と酢でしめて保存する知恵が残っているのかもしれません。寿司飯のお米は、味にこだわり、地元の限定した契約栽培米を使っています。

すえひろ屋の皿鉢は、高知市内や海側の地域の皿鉢と比べて、見た目に少し豪華さに欠けるかもしれませんが、地元でとれたものを本当に一つ一つ手間暇をかけ、職人さんの手により一つの皿に組み込まれているのです。

あと、素材にこだわり抜いた皿鉢もあります。

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こちらは、高知県産の素材だけを集めた皿鉢料理です。中身を紹介すると、

  • 高知産伊勢えび(1尾)
  • 高知産エガニ(1パイ)
  • 高知産うなぎ蒲焼(1尾)
  • 高知産鮎塩焼(3尾)
  • 清水サバ姿寿司昆布巻(1本)
  • 高知産あめご姿寿司(1本)
  • 嶺北産和牛ローストビーフ(7切)
  • はちきん鶏照焼き(1枚)
  • 四万十産川エビ素揚げ(5尾)
  • すえひろ屋自家製栗ようかん(約350g)
  • 高知産ウツボ煮こごり(約100g)
  • 高知産トコブシ煮(5コ)
  • 高知産チャンバラ貝煮(10コ)
  • 高知沖どれ地物バイ貝煮つけ(5コ)
  • すえひろ屋の碁石茶大福(6コ)
  • 唐津皿鉢皿(1枚)

となっています。これぞ地産地消の皿鉢といっても過言ではありません。やはりその分値段高く・・・なんと50,000円!となっています。作ってこんなことをいうのもおかしいですが、売れんでしょうね・・・と思っていましたが、毎年1〜3件の注文が入ります。実は私も恐れ多くて食べたことがない皿鉢なんです。もうちょっと稼いだら食べることにしましょう(笑)

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