初めてどろめ祭りに行きました、どろめに日本酒に十分堪能しました。

初めて高知県香南市(旧香美郡赤岡町)で毎年4月に開催される「どろめ祭り」に社員さんと一緒に行って来ました。嶺北(れいほく)を9時に出発し、10時着けば十分だろうと余裕をかましていましたが、着くと人であふれかえっており、出遅れた感じがしたのはいうまでもありません。

事前に2500円のチケットを購入しておりましたので、テント席と日本酒2合さらにはどろめとどろめ汁がついてきます。

 

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どろめには日本酒が欠かせませんが、まずはビールで乾杯してからですね。

まずはどろめ祭りというぐらいですから、新鮮などろめを食べないといけません。

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どろめとは?

釜揚げちりめんじゃこの生で、土佐の方言でいわしの稚魚のことを差します。体長3センチ前後の小さな魚体は白色掛った半透明色で、鮮度が良い物ほど体色が透きとおっており、体型は針のようにピンと立っています。高知県では「ピンついちゅう」と鮮度の良さを表す言葉があるぐらいです。鮮度が落ちるのが大変早く、生のままでは朝獲れたものが夕方までが限界というほどの弱さですから、当社もどろめを仕入れて販売したいのですが、鮮度上厳しいようです。なんとかお店に到着するまでの配送を考え、仕入れたいものです。もし、お取り扱いしている業者様がいらっしゃいましたら、ご紹介下さい。

 

この新鮮などろめを「ぬた」という高知県独特の緑色した調味料で食べます。

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ぬたとは?

高知県特有の葉にんにく、白味噌、ゆず酢、砂糖からなるぬた高知県ならではの調味料です。ブリの刺身を食べるときによく使われ、魚の匂い消しに使われますが、もともと鮮度がいいどろめには必要ないぐらいではないでしょうか。匂い消しというより、ニンニク好きな高知県人ならではの調味料です。魚以外でも冷や奴やこんにゃくなどにもかけて食べることもあります。

個人的にはそのまま食べても塩の味がして好きですね。あとは柚子ポン酢をかけて食べることも多いです。

お取引先さんが朝焼き鰹のタタキを販売していましたので、こちらもゲットして食べました。

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やっぱり私は塩タタキでニンニクを乗せて食べるのが一番ですね。ぬたといいニンニクスライスといい、翌日のことを考えずよく食べる機会が多いです(笑)

 

お腹がいっぱいになった後は子供達ちょっと周りを散策していると、漁船が近くまで来ていました。

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これもこのどろめ祭りの催し物の一つのようです。多くのカメラマンが望遠レンズを装着した一眼レフカメラで撮影していました。ちなみに私は望遠レンズではなく、マクロレンズを持ってウロウロしていましたので、いかに目的が違うかお分かりになろうかと思います(笑)私は景色より食べ物の撮影をメインとしています。

久しぶりに見る海に子供達もちょっと興奮していました。

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この日は波が高く、近づいていけないということが地元の消防団の人が警備にあたっていました。

 

この後は子供向けのイベント、「うなぎのつかみ取り」に参加しました。

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この水槽のような中には、ウナギとあさりが入っており、一人300円で参加することができます。

気合いが十分に入っていましたが、スタートと同時に転ぶ!子供が多かった・・・

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最初は気にしていましたが、転んでからは少々服が濡れようが一切関係なくなってました(笑)

その中我が子はウナギには一切目もくれず、一心不乱にあさりを取り続けていました。

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ビニール袋いっぱいに入ったあさりを持って帰って、翌朝のお味噌汁で頂きましたけど、それでもまだまだ大量に残っていますので、一体どうするつもりなんでしょうか。おすそ分けしたら?と言ってもうんと言ってくれません。こんな楽しい、よく考えられたイベントでしたので、当社でも川に住む生き物でうまく展開できないかと思った次第です。

 

このあとは、どろ目祭りのメインイベント「大杯飲み干し大会」です。

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なんと男性は一升(1.8リットル)、女性は五合(0.9リットル)を一気に飲み干し、「飲み干す時間」「飲みっぷり」の総合得点を競う高知県ならではのイベントです。早い人で男性は15秒前後、女性は10前後で飲み干すようです。飲み干すだけでなく、こぼさないように飲まないと司会者の方から注意を受けます。途中一息ついて休んでも怒られます。

一升ですよ!一升!さすがにこれを飲み干したら、べろんべろんにつぶれるでしょうね。このイベントには出たいとも思いませんが、過去に何かの宴会で大杯を飲む機会がありましたけど、これくらいすぐに飲めるかと甘く見ていたら、これが全然減らないこと。大杯につがれた見た目の量と実際の飲む量とがギャップがあり過ぎてびっくりしたことを覚えています。ほんとお酒に強い人じゃないと、大杯で飲むことはオススメしません。

 

そんな楽しいイベントだったので、こちらもついつい飲み過ぎてしまい、昼間からというか朝から飲む酒はあとに響きますね。帰ってからも家で一寝入りしてしまいますので、一日を無駄にしてしまうことが多いですが、たまには昼からお酒飲むのもいいですね。次は「かつお祭り」に行こうという声が上がっていますが、果たして実現するでしょうか?

 

 

 

 

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