土佐町にある居酒屋「りぐる」では、須崎で揚がったメジカの新子が食べることができるんです!

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「メジカの新子が今年初めて入荷した!」という連絡を、土佐町田井にある居酒屋「りぐる」の店主さんから入りましたので、さっそく食べに行って来ました。

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【りぐる】
住所: 〒781-3521 高知県土佐郡土佐町田井849−2
電話:0887-82-1845

実は「りぐる」の店主さんに前から、メジカの新子が入ったら教えてね!何回もお願いしていた経緯があります。店主さんにとったら、いい加減うっとおしいかったかもしれません(笑)おかげで、この土佐町でメジカの新子が食べられることができるのです。

メジカとは?

高知県中西部周辺では、ソウダガツオの事を「メジカ」と呼びます。メジカは鮮度が落ちやすい魚の為、一般の市場には出回っていません。須崎市や中土佐町など、新鮮なメジカが手に入る場所でのみ食べる事が出来る特別な魚です。

新子とは?

生後1年未満のメジカの稚魚は新子(シンコ)と呼ばれ、押し返すようなもちもちとした食感が特徴です。メジカの新子が食べられるのは8月~9月の間だけ。上にも書いてあるとおり、鮮度落ちが激しいので、当社も仕入れることさえできません。今回の「りぐる」さんの新子は、その日の14時に須崎の漁港に揚がったものを、わざわざ仕入れて持って来ているのです。

昨年の勝手にうまいもんランキングの第三位に入っているものですので、今年も上位に入る可能性が高いかも・・・(笑)昨年は「りぐる」さんで食べたのはもちろん、家族で大正町まで行って食べました。本来は現地に行かないと絶対に食べれないものなのですが、「りぐる」さんは須崎で仕入れてからこの山の中に上がって来ているので、この地でも食べれることができるのです。確かに現地で食べるのはそれは美味しいのですが、一つ悩みとしては、車で行きますのでお酒を飲めないことが問題ですね(汗)

「りぐる」さんだと、もちろんお酒を飲みながらメジカの新子が食べれるなんて、これ以上幸せのことはありません。この日はビールから始まり、日本酒に焼酎ロックと色んな飲み物と合わせながら、今年初めてのメジカの新子を楽しむことができました。

ちなみに、私の両親も楽しみにしているようで、それこそ父親の仕事が一区切りついたので、何か小旅行でもプレゼントしようかと色々と計画していましたが、旅行自体に制限があったり、両親の日程と合わなかったりと困っていたところです。そこで、直接「何か食べたいもの、行きたいところある?」と聞いてみたところ、「りぐるでメジカの新子が食べたい!」との回答が(笑)それならいつでもどうぞと。

ただ、今年は高知新聞にも載っていましたが、台風や大雨の影響で海水が濁っており、不漁が続いているとのことです。

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その中でも比較的サイズが大きくて、鮮度持ちがいいのを選んで頂きました。メジカの新子の一番の特徴は、モチモチした食感がなんともいえません。この量を二人で食べたのですが、あっと言う間にペロリと食べちゃいました。

メジカの新子に欠かせないのが、ぶしゅかんです。

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ぶしゅかん(仏手柑)とは?

酢ミカンの一種。ユズやミカンの仲間で、高知ではぶしゅかんと呼ばれています。一説によると仏像の御手にのっている「宝珠」に似ていることから“仏手柑=ぶしゅかん”と呼ばれるようになったようです。高知では美味しい魚に欠かせない存在で、地元の人からは「酢の王様」として愛されています。見た目は徳島県特産のすだちにもよく似ていますが、すだちより酸味が強く、フルーティでまろやかな酸味です。

このぶしゅかんを直接メジカの新子にかけるのもよし。私は醤油にワサビを溶いてから、このぶしゅかんを搾って、酢醤油のようにして食べるのが好きなんです。

あと、メジカの新子と一緒に食べるのが、リュウキュウです。メジカの新子のツマは大根ではなくて、リュウキュウを使用します。ハスイモの茎であるリュウキュウの千切りは、しゃきしゃきとした食感が心地よい高知ならではの食べ方です。

もちろん、メジカの新子だけではなく、鰹のタタキも食べましたよ。

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私が「りぐる」さんに行くと絶対に欠かすことのないメニューです。「りぐる」さんの鰹については、コチラで詳しく触れていますので、ご覧下さい。鰹の塩タタキは、ぶしゅかんではなく、柚子酢で食べるのが最高ですね。

また、メジカの新子を食べに行かんといけません。一体この秋は何回食べれることができるでしょうか?わざわざ須崎まで大正町まで行かなくても、新鮮なメジカの新子が食べれる「りぐる」さんに行って見てください。

 

 

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