さめうらの郷湖畔マラソンに当店が作ったお弁当に入った、7つの地元嶺北のものとは?

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昨日、高知県土佐郡土佐町にて、「さめうらの郷湖畔マラソン」が行われました。さめうらの郷湖畔マラソン大会とは、高知県土佐郡土佐町で11月に開催されます。 早明浦ダムの周辺を走る爽やかなマラソン大会です。残念ながら昨日は一日中雨となり、雨天の中のマラソンとなり、ランナーの方は本当にお疲れ様でしたでした。

実は、私個人的に湖畔マラソンの一番短い距離である4.6kmに出場しようと思っていたのですが、気がついた頃には募集期限が過ぎており、出場することができませんでした・・・(汗)来年こそは出場しようと思っていますので、サボりがちになっているウォーキング&ランニングももうちょっと真剣に取り組まないといけませんね。言い訳になるのですが、ここ最近気温が下がって、布団から出るのに物凄い抵抗感がありまして、全然ワークアウトできません。一体皆さんはこの寒い時期はどのようにモチベーションを維持しているのでしょうか?教えてもらいたいです。

さて、話を戻して、昨日は早朝より社員一丸となって、この湖畔マラソン向けのお弁当作りに精を出していました。多数のお弁当のご注文を頂きましたので、前もっての準備や話し合いも何度も重ねて望みました。というのも、昨年にも湖畔マラソン向けのお弁当のご注文も頂いたのですが、当社のお弁当は不評だったようで、ご意見やご指摘をいただいたのです。

その経緯もあって、今回は土佐町の嶺北の素材をふんだんに使ったお弁当となりました。

 

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こちらがお弁当の容器の上に付けさせてもらった、のし紙というかお品書きです。地元土佐町の嶺北のものが全部で七種類入ったお弁当です。

1.嶺北産の新米

当社契約農家さんが作る「ヒノヒカリ」という品種のお米を使用し、今年の新米となります。この嶺北地域は寒暖の差が大きい上に水も豊富ですので、美味しいお米ができる米どころとしても有名なのです。

2.土佐町のあめご甘露煮

アメゴとは、今回は渓流の女王とも言われる渓流魚です。アメゴという呼び名は高知県独特で、一般的にはアマゴと呼びます。旬は一般的に初夏から夏にかけてで、冬以外春から秋までおいしい魚なのだそうです。主に塩焼きにして食べることが多いですが、高知県では姿寿司にして食べることもあります。今回は甘露煮でアメゴを美味しく煮付けました。

3.嶺北産チャーテと土佐あかうしの炒め物

チャーテとは、「ハヤトウリ」「インドウリ」と呼ばれるウリ科の植物です。高知県ではチャーテを栽培する人が多く、塩漬けにしたり、炒め物にしたり、煮付けたりと色んな料理用途があります。コリコリとした食感がクセになる美味しい野菜です。今回は土佐あかうしと一緒に炒めました。

土佐あかうしは褐毛和種高知系の品種で、日本の肉用牛である和牛4品種(黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種)のうち、高知県内でしか改良されていない褐毛和種・高知系の通称。高知県内では土佐褐毛牛とも呼ばれています。あかうしの魅力はなんといっても、赤身と脂身の絶妙バランスです。赤肉ばっかりだと、ちょっと物足りない。霜降りが過ぎると、ちょっともたれる。そんな悩み、お持ちですよね?土佐あかうしは、赤肉と霜降りの2つの美味しさが最高のバランスで共存しているところに特徴があります。

4.土佐町産ほうれん草のおひたし

末広ショッピングセンターおうぎ市にもよく出荷される「中野内農園」さんのほうれん草を使って、おひたしにしました。ほうれん草も冷涼な地域である嶺北地域で栽培するのには適している作物です。

5.嶺北八菜カラーピーマン入り酢鶏

れいほく八菜は、嶺北地域で環境にやさしい農業で栽培された、JA土佐れいほく園芸部が取入れている基準をクリアした野菜に「れいほく八菜」のブランドマークをつけた八つの野菜です。ピーマン・シシトウ・米ナス・トマト・ホウレンソウ・スナップエンドウ・レタス・プチヴェールがれいほく八菜に該当します。

6.嶺北産イタドリ炒め煮

イタドリは高知県だけにある植物ではなく、日本のどの山にも生える植物なのですが、高知県だけがイタドリを食べる習慣があるのでだなと、秘密のケンミンショーではないですが、その地域で住む人しか食べないものなのですね。春の山菜なので、春だけに食べるのではなく、塩漬けにして保存するのも山に住む人ならでの習慣かもしれません。そのおかげで、春の味覚を通年食べれるのがありがたいことですね。イタドリの魅力は、生で食べる場合はなんとも言えない酸味とパキッと割れるような食感じゃないでしょうか。

7.嶺北産ゼンマイ煮物

ゼンマイは、山野に生え、水気の多いところを好み、渓流のそばや水路の脇などによく出現します。高知県では山菜の代表的な食べ物の一つです。多くは煮物で食べます。昔の人が味つけする煮物はなかなか再現が難しいです。ゼンマイも地域の農家さんが収穫されたものを使用しています。

先日ある方がおっしゃっていたのですが、通常お弁当のごはんは手前にあるものですが、逆にして手前におかずを持って来るようにみると、おかずのボリューム感が凄いのがよくわかるようです。

 

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ということで、逆から撮ってみましたが、おっしゃるとおりボリューム感を感じますね。ただ、見せ方が逆なので少しおかしい感じもすますが・・・

期限時間までになんとか出来上がり、安心しました。ずらりと並んだお弁当は圧巻です。

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このお品書きは評判がよかったのですが、せっかく美味しそうな中身が見えんという課題も残りましたので、来年の宿題としたいと思います。来年は早朝にお弁当作りして、その後マラソン走りたいと思っていますが、今から楽しみです。昨日は従業員一同忙しい一日だったので、本当にお疲れ様でした。

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