平成26年度高知県針木産の新高梨品評会に当社から2名で参加してきました。

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平成26年度高知県針木産の新高梨品評会に、当社から青果のバイヤーと通販担当の2名で参加してきました。私も参加したかったのですが、仕事の都合により、行けませんでしたので、後から報告を受けた内容でブログを書いております。

さて、今年も高知の秋の味覚「新高梨」の季節がやって来ました!新高梨と一口に言っても、産地によって味が異なりますので、主な産地である針木産と黒岩産の二カ所が当社が販売する二大新高梨です。残念ながら黒岩産の新高梨の試食会は都合が合わず行けませんでしたので、針木産のみになりますが、実際に販売する前に、今年の状況を把握するために、今年の味を試食したわけです。

針木産の新高梨とは?

新高梨は全国的に栽培されている人気の品種です。その中でも最高峰として君臨するのが、高知市針木産の新高梨。品種改良によって産まれた新高梨が最初に栽培されたのが、この高知県高知市針木なのです。その歴史と磨き上げられた栽培技術は、他の追随を許さないほど。「まるはり」マークとしてブランド化され、全国的に有名なブランドとして認知されています。

毎年行われる品評会の模様は新聞やテレビでも紹介され、その出来映えに梨のファンは気をもむほどなのです。贈っても贈られても嬉しいブランド梨です。

このように実際に青果バイヤーが試食をして、今年の味を確かめます。

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今年は全部で32軒の農家さんから出品されていたようですので、その多くの新高梨を五感をフルに使って、違いや自分の好みを探し出します。私は試食していないので、なんとも言えませんが、32種類も新高梨を試食すると、後半はわけがわからなくなってくると思いますが、いかがなんでしょうか?最初の方の味を覚えていないと思いますが、その時の舌の感覚を大事にするしかないですね。

このように糖度計があって、実際の糖度も確認しています。

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この機械はよくわかりませんが、新高梨を切らなくても乗せるだけで糖度がわかる機械なんでしょうか。実際に測ってみると、糖度は13度を超えているとか。この13度という糖度はまずまずのようです。今年は記録的な大雨が降ったり、その直後に台風が来たりして、新高梨は全体的に大玉傾向になっています。今年のメインは4〜5玉サイズとなり、一玉が800g〜1kgもある、とっても食べ応えのある大きなサイズとなっています。その雨の影響を受け、食感はみずみずしくなっているようですが、しっかりと甘さを感じることができるようです。

やはり例年に比べて水分を多く含んでいますので、傷みやすみので、長期保存するには向いていないようです。

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このように多くの方が品評を行っていますので、各地元のマスコミさんも多く訪れていたと聞きます。一番の心配は甘みだったと思いますが、8月は上に記載したとおりの雨の影響を受けましたが、9月は晴れの日が多く、糖度が乗ったようです。季節の果物は、天候に大きく左右されますが、きちっと毎年同じ時期にできるのが、本当に不思議で魅力的なものだと感じてしまいます。

一つ一つの新高梨に、このように丁寧に新聞紙でくるんでいるのには、農家さんの心配りに頭が下がります。

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一つ一つ新聞紙でくるんでいますので、台風が来ましたけど、傷がつくこともほとんどなかったようです。農家さんの努力があって、毎年美味しい新高梨を食べることができることに、改めて気づかされますね。

9月27日より出荷スタートとなり、卸売市場に出荷されます。当社も発送は10月1日からとなっていますので、もうしばらくお待ち下さい。ご注文はコチラからできます。また、10月中旬になると、末広ショッピングセンターの各店舗の店頭では、発送送料無料セールを行う予定ですので、この嶺北(れいほく)地域にお住まいの方は、更にもうしばらくお待ちください(笑)

ちなみに当社がオススメは、超大玉サイズの2玉入りです。一玉約800gの大玉が、なんと一玉1,800円もしますが、新高梨はやっぱり大きいのじゃないといかんと言う人はこちらをお選び下さい。一玉1,800円もするような高価なものはちょっとねー・・・という方には、少し小ぶりになりますが、6玉サイズをオススメしています。こちらは一玉約650gですが、それでも一玉1,100円近くします(汗)

初めて新高梨を仕入れに市場に行った時は、高価な新高梨の競りに驚きましたが、それほど貴重で美味しい、高知の秋の果物と言って間違いないと思います。高知県以外でも新高梨を栽培している県はありますが、自画自賛のようで恐縮ですけど、やっぱり高知県の新高梨が最高に美味しいと思います。ご自宅用にご贈答用に、高知の秋の王様の味覚はいかがでしょうか?

 

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