不揃いだからこそ!?美味しい感じるあのお寿司とは?パート2

昨日に引き続き、似たようなタイトルとなりました。こんにゃくも不揃いでしたが、更に不揃いなお寿司があることを紹介しないといけません。当社はにぎり寿司はもちろん巻き寿司もよく売れるのですが、これが売り場に出てなかったら、必ず聞かれるお寿司があります。それが上の筍寿司です。

筍寿司は、こんにゃく寿司以上に技術がいるお寿司です。まず、筍の中に寿司飯を詰めないといけないのですが、右から詰めると左から寿司飯が出てくるので、バランスを取らないといけないのです。更には詰め過ぎると筍が割れたりするので、ただ単に詰めるだけじゃいけないのです。中には小さすぎて、寿司飯が全然入っていかないって言うこともあります。

詰める以上に大変なのが、パックに盛り付ける作業です。全ての筍が一口サイズでありませんので、包丁でカットして食べやすいサイズにします。これが難しい作業ですので、経験が必要です。パックに入れるにも、大きいサイズばかり、小さいサイズばかり入ってもいけませんので、バランスを取りながらパックに盛り付けるのも頭を使うことになります。

筍寿司1パック作るのにも非常に手間と時間がかかっているのが、私も現場に入るようになってわかってくるようになりました。私は非常に苦手な作業ですので、出来るだけ単純な作業に手を出すことにしています(笑)

当社の筍寿司をもう少し詳しく説明しますと、たけのこ寿司に使用する寿司飯は、ちらしの具を混ぜ込んで使う所を多いようですが、そうすると、甘さが引き立ち、たけのこ自体の味が薄く感じられます。

そのため、すえひろ屋では、寿司飯にはシンプルに、ごま・しょうが・山椒だけを混ぜ、たけのこの味そのものを、感じてもらえるように作っております。また、たけのこの食感を楽しんでもらうために、筒状のたけのこを使用し、さらに、割れにくいものに選りすぐったたけのこを使っています。

嶺北で取れたハチクを使用しています。ハチク(淡竹)とは、直径が3~10cm、皮は紫色で、まばらに毛があり、掘り出したばかりの時は、生でも食べられるたけのこです。他のたけのこに比べて、独特の風味があり、苦みやエグ味がなく、淡泊で歯切れがいいのが特徴。

生のたけのこを大きな釜で米ぬかと一緒に炊くことで、あくやえぐみを取り、柔らかい食感をお楽しみいただけます。すえひろ屋のオリジナルレシピにて、砂糖・醤油・酒・みりん・塩・しょうがなどで味付けしてます。

筍寿司について、興味がある方は下記よりチェックしてみてください。

⇒ www.suehiloya.com/SHOP/31-034.html

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメント

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL