チョコレートじゃないよ!すえひろ屋の羊羹(ようかん)を手作りなので、大きさにバラツキがあるのです。

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ふと調理場に入ると、普段見ることが少ない羊羹(ようかん)のカットをしていましたので、思わずカメラを取りに行った次第です。まるでチョコレートみたいじゃありません?チョコレートのように見えますが、実はこれは当社の羊羹なのです。出来上がったばかりの大きな大きな羊羹に均等分の印をつけて、包丁でカットしています。

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印に合わせて包丁を縦に入れて行きます。実際にこの様子を見ると、本当に手作業でやっているのだなとおわかりになるかと思います。きちんと均等にカットしているつもりですが、包丁の入れ方が少しでもずれると、若干ではありますが大きさや重さにバラツキができてしまいます。そのせいもあって、スーパーの方で販売している羊羹各種は、1本いくらではなくて、100gいくらの量り売りをしております。

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ただの小豆羊羹ではなくて、柚子が入っているのがお分かり頂けるかと思います。すえひろ屋の柚子ようかんは、すえひろ屋ができて以来手作りしている甘味です。50年以上の歴史を誇ります。それに、柚子ジャムを作り練り込んでいます。柚子は生活の中にある食べ物で高知の特産品。土佐れいほく産の柚子100%使用!柚子ジャムも手作りして練り込んでいます。

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こう見ると、しっかりと柚子が入っているのがわかりますよね?これを袋詰めして、商品として出来上がりになります。ちょうど日本で一番有名な「とらや」のようかんを頂いたり、新聞の記事で見たりしたこともあってか、ようかんに大してまだまだ未来を感じたことです。とあるテレビドラマを見てても、お土産物には「とらや」のようかんが使われていましたので、ご家庭用で食べることはもちろん、ギフト用としても大きな価値があるスイーツです。

すえひろ屋の羊羹も多くのお客様に美味しいと言って頂けるのですが、まだまだ「とらや」の羊羹にはかないません。しかしながら、羊羹そのものに将来性・未来を感じたことは私個人的には嬉しいことですね。いつか当社の羊羹がそのようになることを楽しみにしておいてください。

 

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