【前編】日本バーベキュー協会認定「初級BBQインストラクター検定」を受けてみた。

バーベキュー検定

話が長くなりそうなので、前編・後編と二話構成での記事になります。先日、高知市の鏡吉原公民館で行われた日本バーベキュー協会認定「初級BBQインストラクター検定」を受けてきました。まず検定を受ける前からドキドキすることが・・・実はこの会場の場所、高知市となっていますがかなりの田舎なのです。旧鏡村が近年高知市に統合されたので、道中も大したことはないと思っていたのが甘かった。

高知市の北側に位置するのですが、どんどん山を登って行き、道も徐々に狭くなり、対向車とすれ違いができないぐらいになります。で、会場近くにいるのですが、道に迷って近辺をウロウロ。知り合いが参加されることを知っていましたので、その方に電話してみるも電波が悪く繋がらない・・・開始時間で10分ちょっととなり、冷や汗が出ていました。地元の方に道を教えてもらいなんとかたどり着きましたが、やはりもっと時間に余裕を持つべきだと反省したところです。

バーベキュー検定

 

まずは教室に入って座学にて、バーベキューとは?という話を一時間ほど勉強します。その後は実践しているのを見ながら・聞きながらになります。グリルを見てわかるのように、あいにくの雨模様でしたが、なんとか耐えていたのがよかったです。このバーベキューグリルを覚えてらっしゃいますか?私のブログをチェックされている方はご存知かと思いますが、わからない方は下記ブログ記事をチェックして下さい。

 

焼肉とBBQ(バーベキュー)の違いとは?購入したばかりのウェーバーバーベキューグリルで大きなバラ肉を焼いてみました。

 

バーベキュー検定試験とは?

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バーベキュー検定試験(バーベキューマスター制度)は、日本バーベキュー協会が考案したBBQ文化を普及していく為の人材開発システム(資格制度)です。徐々にステップを踏みながら、マスターへと進化を遂げれば、貴方の人生に新しいチャンスが訪れるかもしれません。初級インストラクター(初級検定)、上級インストラクター(上級検定)、バーベキューマスター(BBQを生業とするスペシャリスト)の三種類があり、徐々にステップアップしていきます。

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バーベキュー検定

講師は日本バーベキュー協会の初代会長であり、BBQマスターであるアウトドア情報センター所長の下城民夫さんです。格好はいかにも!という感じですが、イメージづくりも大事ということでこの格好をあえてしているのだとか(笑)話もお上手で笑いも入れながら、わかりやすく解説していきます。手に持っているのは何でしょうか?わからない方は、また過去のブログ記事をチェックしてください。

 

火おこしも簡単!ウェーバー ラピッドファイアー チムニースターターを使ってみると・・・

 

バーベキュー検定

ラピッドとは早い、チムニーとは煙突を意味するようです。煙突の火おこし器で早く着火できるということですね。煙突の上に木炭をつめ、下に丸めた一枚の新聞紙に着火するだけであとは勝手に炭に火がつきます。うちわで仰いだり、チューブタイプの着火剤を使ったりする必要は全くありません。15〜20分ほどすれば完全に火がつきますので、それまでビールでも飲みながらゆっくりしておけばいいのです(笑)

バーベキュー検定

これがスリーゾーンファイヤーができる状態です。

スリーゾーンファイヤーとは?

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日本バーベキュー協会では、直火で肉を上手に焼く方法として『スリーゾーンファイア』を提唱しています。スリーゾーンファイアとは、バーベキューグリルに敷き詰める炭の量を3つのゾーンに分けることで、火加減調節を上手にコントロールする方法です。(日本バーベキュー協会のホームページより引用)

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要は、強火ゾーン・中火ゾーン・弱火ゾーンを上手に使い分けることです。一番炭が盛り上がっている個所が火力が強く、ステーキなどの分厚いお肉を焼き上げる強火ゾーンで、炭が少ない場所は表面を強く焼いて肉の旨味を閉じ込める中火ゾーンでじっくり中まで火を通します。炭が何もない弱火ゾーンは焼いたお肉を保温するために利用します。

バーベキュー検定

お肉を焼く前に網にオリーブオイルを塗ると、網自体が?酸化に強く、網に焦げ付きが少なく抗菌作用があるのだとか。細かいところまで気を配るのも、スマートバーベキューと呼ばれるように賢くバーベキューすることのようです。

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カナダ産のチャックアイロールと呼ばれる肩ロースの部位をステーキとして焼き上げます。焼き方よりも産地と部位が気になるのが、スーパー業の職業病かもしれません(笑)塩胡椒もこれでもかというぐらい振っていますが、自分が思っている量から2〜3倍ぐらいかけるのがちょうどいいらしい。

バーベキュー検定

ミートプレッシャーと呼ばれるものでお肉を押すと、斜め45度のバーンストライプという美味しそうな焦げ目がつきます。この斜め45度というのが美味しそうに見えるポイントだとか。

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やっと、お待ちかねの試食です。座学を受けて、実践編もずーっと聞くことが多いですので、参加者皆さんの口の中はよだれがいっぱいだったことでしょう。それはもう!格別の味がするお肉でした。適度な柔らかさに噛みごたえもあって、お肉本来の味をしっかりと味わうことができます。あー、赤ワインと一緒に食べたいと思ったことです。

バーベキュー検定の実践編はまだまだこれだけでは終わりません。長くなってきましたので、続きは後編をお楽しみに。

 

 

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