当社がこだわりの味協同組合の「自然の味」ブランドを扱う五つの理由。

鰹節

鰹節の枯れ節を削ってダシを取るお味噌汁づくりにチャレンジし始めてから、約一週間が経ちましたが、まだまだ上手に鰹節を削れません。上の画像のようにふわっとなってきたので、少しはマシになったのかな?とも思いますが、おがくずのような粉が出るので、難しいものですね。

もう少しコツがつかめば楽になるのですが、鰹節削り器のカンナの刃の出具合や、力の入れ方などまだまだ不安がいっぱいです。毎日やっていればコツがつかめるのですが、寝坊した時にはついついサボリがちになってしまい、日々の習慣にしたいものですね。

自然の味

さて、この日は「自然の味」ブランドの十二割糀味噌を使ってみました。米と大豆と食塩だけ使った、素材そのものの味を活かしたお味噌です。余分な添加物や保存料は入っていませんので、お味噌そのものの味を味わうことができます。麦味噌になれている私は、米味噌のやさしい味に物足りなさを感じてしまうのは、きっと私だけでないはず。

自然の味ブランドとは?

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安心・安全な国産原料を使用し、多くの食品添加物をカット。製造工程はもちろん、原料由来の添加物にも厳しくチェックをしています。 安全な原料と昔ながらの製造方法で作られた手作りの味を低価格化でご提供しております。

こだわりの味協同組合の開発商品は、安心・安全な国産原料を使用することに努め、国内の一次産業や地方独自の食文化を大切にしています。 また、原料の安全性について供給先からの報告を義務づける等、厳しい管理基準を設けています。

製造工程はもちろん、原料由来の添加物にも厳しくチェックをしています。止むを得ない添加物については、より安全なものに変換しています。 衛生管理の面では、第三者による検査を受ける等、可能な限り安全な商品を開発する努力をしています。

こだわりの味協同組合ホームページより引用)

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当社がこの「自然の味」ブランドを取り扱う理由は全部で五つあります。過去に当社社員向けに毎週発行している社長新聞から転用したものです。社内・従業員向けの内容となっていますので、その点はご理解いただけたらと思います。

①独自化のため

独自化とは競合店ができないことと理解してください。わかりやすくいうと、末広でしかできないことをやることです。多くのスーパーは似たような商品・価格・サービスを展開しており、看板を取り換えてもわからないお店もあります。そのような店づくりでは、価格でしか戦うことができません。当社の強みには「惣菜」があり、味・価格・品揃えなどは他店はマネすることができません。実は「自然の味」の商品は、当社の強みになる可能性を秘めているのです。

②商品そのものの魅力がある

私も過去に何度も「こだわり商品」というものに取り組んできました。が、失敗することが多かったと今でも認識しています。その大きな理由は、なにがこだわりなのかわかっていないまま販売していたということです。例えば、楽天ランキング№1や○○という高質スーパーの定番に採用された商品を仕入れていました。最初は売れるものの、リピートされませんでした。次第に定番からカットすることになり、その繰り返しです。「自然の味」は国産原料を使用し、原則添加物をカットすると明確な基準があります。それを理解するだけも、お客様にすすめることができますね。

③食について学ぶことができる

実はこれが、「自然の味」に取り組んだ、一番大きな理由です。食品商業を見たり、ネットでの講座を見たり、販促セミナーに行くなどして、販売の仕方を学ぶ機会は多くあります。しかしながら、原材料について、製造について、農薬・遺伝子組み換えの影響について、などを学ぶ機会はそうそうありません。インターネット上にも詳しい情報は乗っていませんので、本を購入して勉強するしかありません。もちろん食の安心・安全も大事ですが、それを訴える前に販売する我々が、食を扱うプロとして、原材料や製造方法、由来や文化などを勉強する必要があると、切に思いました。

④スタッフがお客様にきちんと商品説明できるようになりたい

お店にある商品の裏面には必ず原材料表示がされています。私もそうですが、その原材料表示を見て、お客様に説明できるかと言われれば全くそうではありません。全然知らない原材料もあるし、何のためにこの原材料が入っているのかもわからないことがいっぱいあります。よく食育の一環として、旬の食材を取り入れたメニューを提案し、試食販売を兼ねてお客様に説明するシーンはよくお見かけしますが、それとはまた違います。わかりやすく言えば、お客様にAとBという商品があって、どっちがいいの?どっちがオススメと聞かれた時に、例えば「Aという商品はこの原材料を使っていますので、遺伝子組み換えになります。しかし、Bという商品は国産の原材料を使っていますので、その心配はありません。」というような説明ができるようになりたいと思っています。

⑤従業員が自主的に勉強できるように

お客様と一緒に食について学ぶ「本物の食」勉強会も7回目を終えました。今までは正社員を中心に勉強会を開催していましたが、正社員は必ず参加するというのは、一度やめたいと思います。パートさんにもわざわざ休みを取ってまで参加するという、意欲のあるパートさんもいますので、一回仕切り直しをさせていただきたい。改めて、勉強会参加者は末広で働く従業員であれば、誰でも参加可能です。要は意欲がある方は誰でも参加してください。

などなど、上記5つの理由から「自然の味」ブランドを取り扱っております。「自然の味」ブランドを取り扱っている他社さんとはまだまだ取り扱い量は少ないですが、徐々に増えていければと思っています。もし「自然の味」と書かれた商品を見かけた時にはぜひ一度お試しください。

 

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